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2010年3月新刊  
   
作家の条件<文庫決定版>
文庫 講談社  \900 (本体 : \857)
   

   
殺人の組曲 文庫 徳間書店  \580 (本体 : \552)
   

2010年2月新刊  
   
喪失 新書  徳間書店  \900 (本体 : \857)

人間は最初に道具を発明して以来、便利さを飽くことなく追求しながら、物質文明を発展させた。幸福を追求したはずの本来の目的が、いつの間にか歪んで、文明はその恐るべき側面を露(あらわ)してきた。風紀は乱れ、道徳は廃れ、恐ろしい病気が蔓延し、さまざまな公害が発生し、ついには、人類は地球そのものを損傷する破壊力まで手にした。

だが、どんなに物質文明の副産物である諸悪がはびこっても、人類はいまや決して石器時代に戻れない。石器時代どころか、車や、ガスや電気や、いや、パソコンや携帯のない時代にすら戻れない。人間はどこまで便利さを極めれば満足するのか。いまや人類は物質と機械の奴隷になり果てようとしている。便利性の鎖につながれて、人間が喪失したものはなにか。このシリーズは、それらの喪失を演材として収集した劇場である。

   

2010年1月新刊  
   
月光の刺客 四六判 実業之日本社 \1,785 (本体 : \1,700))

ホテルの5階客室から、中古車販売会社の男が飛び降り、その直下にいた男が怪我を負う事件が発生した。怪我を負った男は政治家の息子・本堂政彦で、軽傷のため命に別状はなかったが、落ちた男は死亡した。当初は自殺という見解が強かったが、警視庁の棟居刑事は不審を抱き、手弁当で捜査をはじめた。一方、刺客(ボランティア)という異名をとる奥佳墨は、ある男の悪業を断つべく、その機会をうかがっていた……。被害者の依頼を受け、悪の命を奪うことなく、制裁を加えることを生業とする男の宿命の対決とは!!
   

   
青春の十字架 新書 有楽出版社 \945(本体:\900)

二年前に失踪した妹を捜し続けるSPの寒川。雑誌記者であった妹をめぐり、連鎖していく事件。その黒い疑惑は、自らの警護対象・友信寛道大臣へと繋がっていた。青春山岳ミステリ。
   

   
殺人の債権 新書 有楽出版社 \900 (本体 : \857)

新婚早々で、突然姿を消した家形圭介。妻の鮎子がその謎を探るために夫の持ち物を点検すると、数年前に起きたレイプ殺人事件のスクラップ記事と見知らぬ女の写真が出てくる。その女も新婚間もなく失踪していたことが判明。彼女も同じようにスクラップ記事を隠し持っていた。いったいふたりに何があったのか。その謎はやがて連続殺人事件へとつながっていく。新宿署・牛尾刑事が複雑に絡んだ過去と現在を巡る事件の真相に迫る著者会心のミステリー。