枕に足音が聞こえる

〈殺意の造型/連鎖寄生眷属/魔犬/窓際の呪術/虫の土葬/妖獣の債務/枕に足音が聞える〉

夜、寝についてから、昼間は気にならなかったさまざまな音が立ち上がってくる。それらの音が気になって眠れなくなることがある。音源不明な一つの音を退治すると、その音の背後に隠れていた別の音が立ち上がる。これを退治しても、またさらに別の音が、というふうにきりがなくなる。
枕に耳をつけていると、さまざまな夜の音が地を伝い、風に乗って這い寄って来るようである。枕の音にじっと耳を澄ましている間に、この作品が生まれた。

角川文庫
1998.8
講談社
2006.1
 
  『枕に足音が聞える』を改編し改題  

 
 
 
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