俳句館
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駅までの濡れたる梅雨に偲ぶ母
   
旅半ば訃報に戻る梅雨模様
   
母と子の共に入る梅雨街烟る
   
素通りの駅に紫陽花濡れており
   
   
おもかげを確かめぬまま通り雨
傘の内おもかげ烟る梅雨の街
 
   
酌み交わす古酒より分ける迷い花
バレンタイン1827
 
   
踏切に待つ人ありて梅雨走る
   
   
   
梅雨含むなんの花香る街うるむ
   
   
君といる夕陽の中に山遠し
 
   
母の背をまどろみ照らす木漏れ日か
   子守歌までとぎれれがちなる
 
   
花の名を問ふひとありて梅雨に入る
   
頬濡れておもかげ偲ぶ霧まろ
古賀幸子作
蓼科高原  
   
朧月屋根より低き位を占めて
写真撮影:森村
 
       
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